手入れして使う

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4月なのに、初夏のような暑さ。たぶん東京は25℃を超えていると思います。太陽がジリジリと照りつけて、ゆっくり歩いていても汗をかきます。風が弱く、本当に暑い。

日曜日で休日なこともあり、今日ものんびりと過ごしています。午前中は数少ない洋服をせっせとお手入れ。私は「持たない暮らし」に憧れていて、洋服も必要最小限しか持っていません。そうするとどの服も出番が多く、うっかりしているとすぐに毛玉ができたり、シワだらけになってしまいます。

そういう服を、一生懸命手入れしています。

イチョウの葉がいっせいに芽吹いていた。すご生命力。

むかしは「手間をかけるくらいなら買い換えたほうがいい」と思っていたけれど、歳をとるにつれて考え方が変化し、手入れしながら大切に使うことが楽しくなってきました。

毛玉ができたズボンをカミソリでシャッシャッと撫でるとどんどん毛玉が取れて、毛玉のせいでだらしなくみえていたものが、まるで新品みたいに蘇る瞬間がたまりません。シワがついた服にスチーマーを当てるとシャッキっとするし、ブラシをかけるとピッカピカ。

お手入れしていると、どの洋服も替のきかない大切なもに思えてきて、そんな大切なモノたちに囲まれた暮らしはとても豊かです。「効率」ばかりを追い求めていては辿り着けない素敵な世界が、広がっている気がします。

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