11ヶ月間で溢れた「モノ」達

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今日は日曜日で仕事がお休みなので、助産院の大掃除をしています。

昨年4月に部屋を借りて、ひとり黙々と作業し、5月中旬にオープンしたソラチ助産院。助産院を開くとき、「この助産院にはモノを極力増やさないようにする」という目標をたてました。

「持たない暮らし」に憧れている私ですが自宅は家族との兼ね合いもあり、気づくとモノが溢れ、散乱し、もう制御不能です。制御不能を制御しようと奮闘すると精神衛生上良くないので、モノが溢れていることをあまり気にしないようにしています。

それもあって助産院での「持たない暮らし」実践への意気込みは強く、なるべくモノを持ち込まないように心がけてきました。

しかし、借りてからもうすぐ1年になろうとしている助産院には、いつの間にかモノが増えてきています。ベビーラップ講習会のためのラップが一枚、また一枚と増え、購入時にラップが入っていた箱や付属品が捨てられずどんどん溜まっています。おんぶ練習用の大きい月齢のお人形も欲しいなと思っちゃったり、ベビーサイン教室を始めるにあたりその教材だとか、遊ぶ用のおもちゃだとか、赤ちゃんが転んだとき痛くないように床にマットを敷かなきゃいけないなとか、勉強のための本が増えていったり、何かをやろうとするとそれに伴いどんどんモノが増えていく。

それ以外にも脱水機を買ったときについてきた謎のホースとか、買ったけど植物が枯れちゃって家主不在になった植木鉢とか、スリッパのおまけでついてきた小さくて派手な手提げ袋とか、そういう細々したモノが、少ない貴重な収納からどんどん出てくる恐怖。

大量の空き箱と使っていないたくさんのパーツ

気をつけていたつもりでも、1年足らずでこうです。入ってくる「モノ」を制限することは本当に難しいです。

部屋中の収納をひっくり返して、いるいらないを分別し、いらないグループの子たちは何か他に使い道がないか?と考えたりしています。それでも何も思いつかないモノは、かわいそうだけど勇気を出してサヨウナラ。

こういうサヨウナラを経験するたびに、今度こそ、必要なものしか部屋に入れないぞ、と決意を新たにします。

いらないものを外に出して、いるものだけ戻して、スッキリした助産院で窓を全開にして風を回し床に大の字になるこの時間が、贅沢でお気に入りです。この「持たない贅沢」に癒されています。

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