花粉症との付き合い方

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目が痒いです。私にとっての「花粉の季節」がやってきました。

外を歩いていて直接花粉を目にすることはないのに、こうやって身体に変化が現れることに毎年感心します。よく感知できますね、と思います。

今はまだ時々目がかゆい程度だけど、これから目のかゆみが増して、鼻水がでてきて、その症状は4月をピークにゴールデンウィーク頃まで続きます。桜の季節のワクワク感が、花粉によってプラマイゼロになる感じ。

それでも以前に比べると、花粉症はかなり改善してきました。

いちばん症状がひどかったのは20代半ばで、2月〜5月まではまるで地獄。外気に触れると全身に花粉を感じる状態で、眼球や鼻の中など粘膜部分は、花粉一粒一粒がぶつかってきているのがわかるくらい、花粉の存在に敏感になっていました。

室内にいても急に粘膜に花粉が直撃してきます。あたりを見回すと、花粉に敏感ではない人が「換気」と称して窓を開けていて、「ほんとやめてもらえませんか(怒)」と心の中で叫んでは、ひとりイライラしていました。

日中も十分つらいのですが、夜はもっと大変です。夕食後から明け方にかけて症状が悪化し、鼻が完全につまってしまい口呼吸しかできません。そのせいで夜間は呼吸がうまくできず、熟睡しかけては苦しくて目が覚めるの繰り返し。これが朝まで続くので、まったく疲れが取れません。こんな状態が3ヶ月ほど続きます。

一年の4分の1、こんなに苦しいって最悪じゃん。これが一生続くのかしら…

ちょっと絶望しかけていたとき、冷えとり健康法に出会い、生活に取り入れるとあら不思議。翌年の花粉症がずいぶん軽くなったのがわかりました。目もかゆいし鼻水も出るけれど、鼻がつまって眠れないというひどい鼻炎とはさよならできたのです。

東向きの助産院は午前中に日差しが入る。天気がいいと気持ちまであたたかい。

そこから健康オタク街道まっしぐらでここまできています。最近はマスクをしなくても外を歩けるし(今はコロナでマスク必須ですが、、、)、目がかゆい、いつもよりは鼻水が出る、という程度で薬も飲まずに花粉の季節をやり過ごすことができるようになりました。

今年の花粉症はどんな感じかな?
一年の生活の結果発表みたいな気持ちで、毎年この季節を迎えています。

お酒を飲むと症状がひどくなるとか、食べすぎても食べなさすぎても調子が悪い、とか、よーーーーく自分の行動と症状を観察していると、関連がみえてきます。生活方法の違いによって花粉症の現れ方は確実に違うことが実感できます。そうすると、「花粉」が悪者だから花粉を排除しろ!ではなくて、「花粉に過剰に反応してしまう身体」をどうにかしなくては、と考えることができます。

そんなふうに毎日自分モニタリングをしながら試行錯誤を重ねることで、花粉症とも少し前向きに付き合うことができるようになっています。

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