子どもの頃の気持ちを思い出す本「ふたりはきょうも」

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急に寒くなりました。

秋から季節がもう一歩すすみ、冬の気配を感じます。朝の空気の冷たさに体が縮こまります。

この助産院は、やはり冬は寒いことが確定。
今朝の室温は13℃。11月でこの寒さなので、真冬が思いやられます。

ウールのスリングを部屋中連れ回している。

子どもが産まれてから、絵本をたくさん読むようになりました。

その中で特に気に入っているのが、アーノルド・ローベル作の「ふたりはきょうも」。

この本に登場する「かえるくん」と「がまくん」のやりとりがほんとうにユーモラス。

ただの素敵な友情話ではなく、がまくんのわがままぶりが人間らしさ満載で愛着が湧きます。

すぐに怒って金切声をあげたり、諦めちゃったりするところがすごく可愛い。でもわがままなだけじゃなくて、かえるくんのことをとても大切に思っていることも伝わってきます。

私はこんな風に、いろんな感情を素直にだして生きる姿に憧れているのかもしれません。

どのお話も特別な設定ではなく、日常の出来事が描かれているところも好きです。平凡な日常の出来事が、かえるくんとがまくんの素直さ、優しさ、想像力によっていきいきとしたお話になっている。

これは「効率」とか「意味のありなし」とは無縁の、子どもの世界そのもののように感じます。

モヤモヤするなーと思ったとき、この本をめくっては癒されています。

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