「寒いときはウールだよ」
ウールの暖かさに以前からうすうす気づいてけれど、友人に言われた一言で、その力を再認識していた今日この頃。
5月の暑さから一転、6月に入りすっかり梅雨冷え。寒い、地味に寒い。そんな寒さを凌ぐために、ウールの力を借りることにしました。
見つけた商品は「クリッパンのスローケット」。
ネット注文から2日後には商品が届き、さっそく愛用しています。
この商品が、すごくいい。
なにがいいかというと、適度なサイズ、軽さ、暖かさです。
まずサイズ。
130×200あるため、横になった時も、立っている時も、座っている時も、体をすっぽりと包むことができます。そのため、スローケットと自分の間に生まれた暖かな空気が、逃げていくことがありません。私は身長168㎝で洋服はどれもつんつるてんになりがちなのですが、このスローケットはちょうど良い長さ。
次に軽さ。
ざっくりと編まれており、ふわっと軽く、部屋中持ち運ぶことができます。体にかけても重さを感じず快適です。
そして暖かさ。
やはりウール100%は素晴らしいです。綿100%のスローケットや、ウールが30%配合された手持ちの織物と比べても、格段に暖かい。体にかけた瞬間から、ポカポカと温かさを感じます。1枚でも程よく暖かく、寒い時は半分に折って2重にするとより暖か。
見た目も素敵です。
畳んで椅子にかけても、くしゃっとベッドに置いても、なんだか様になる。
レビューを読んでいると、「とにかく抜け毛がひどい」「ウール特有の獣臭がきつい」など書かれていましたが、私はどちらも、そんなに気になりません。
スローケットに鼻をつけて思いっきり息を吸い込むと確かにウールの匂いはするものの、部屋に置いておくと部屋中がウールの匂いになるとか、膝にかけているとウール臭がするとか、そんなことはまったくなし。
そして抜け毛は、確かにバサバサっとするとふわふわ毛が抜けるけれど、恐れていたほどではありません。モヘアのニットなどに比べるとずいぶんマシで、体にスローケットを巻き付けておくと洋服にまばらに繊維がつく程度で、服に糸くずがびっしり!!にはならなかったです。
肌触りはややチクチクするものの、素肌にまとうわけではないし、許容範囲内かなと思います。
昨日も今日も「日差しが出て気温が上がる」という予報がはずれ、どんよりとした曇り空。こんな天気にこのスローケットが、さっそく活躍しています。
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