完璧にいいことはありえない

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母乳とミルクはどっちがいいか。
泣いている時すぐにだっこしたほうがいいか、少し泣かせておくのがいいか。
0歳から保育園に預けるのはかわいそうなのか、親以外と早くから触れ合うほうがいいのか。

子育てをしていると、「子どもにとってどの方法がいいのか?」と判断を迫られる場面がたくさんあります。

私もよくこの手の質問をされますが、「こっちがいいよ!」と答えられることはほとんどありません。答えられたら格好いいのだけど、真剣に考えれば考えるほど、そんな簡単に答えられる話じゃないのです。

元気な緑。

よくある母乳かミルクか論争も、どの立場からものを見るかによって意見は変わってきます。100%いいとか100%悪いとか、そうじゃないからとっても悩む。

「ふたつよいことさてないものよ」

物事にはいい面も悪い面も両方あって、なにもかも完璧によいことなんて存在しないんだという、私の大好きな河合隼雄先生の言葉です。この言葉を知っていると、「どうしよう!」って判断に迷ったときに、少しだけ冷静になれる気がしています。

弱っているとき心に響く河合先生の言葉

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