【DIDYMOS商品レビュー】スリング  ティベロ ウール

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ディディモスの商品を選ぶとき、情報が少なくて困っている人はたくさんいるのではないでしょうか。

そんな方達に向けて、スリング「ティベロ ウール」の使いごこちをご説明します。

キタガワ
キタガワ

いままでに触ったディディモス商品は100種類以上!

ディディモスベビーラップアドバイザー1期生の私が解説します。

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基本情報

商品名:スリング  ティベロ ウール

素材:ウール30%、オーガニックコットン70%   
重量:220g/㎡ 
レールの色分け:あり
織り方:ティベロ(?)

※ずいぶん昔に購入した限定品なので織りや糸のカラー不明です。

使いやすいディディモスのスリング

ディディモスのスリングはどれもとても使いやすいです。

私がとても使いやすいと感じるポイントは3つあります。

1、布がいい

たくさんのメーカーのベビーラップやスリングを触っていると、布の質が抱きごこちに密接に関わっていることを実感します。ディディモスの布は適度な厚さでクッション性があり、肩へのあたりがとても優しいです。片方の肩で子どもを抱くスリングは、両肩で抱くベビーラップよりも布のサポート力が重要です。弱々しい布では、体に負担を感じてしまいます。

2、リングと布のかみ合わせが絶妙

スリングは、使っているリングのサイズ・素材布の厚さ・幅の組み合わせが重要です。そこがあっていないと、緩みやすかったり、逆に窮屈で引き締めが難しかったりします。「リングスリング」として商品化されているものでも、メーカーにより使い心地が全然違います。そのバランスが、ディディモスは完璧。

3、リングの取り付け方が素晴らしい

リングがついている部分は、抱いたときに大人の肩から背中の上部に位置します。ここの作り方がメーカーによりさまざま。

日本でよく見かけるのは、肩部分にパットが入っていて厚みがあったり、四角く縫い付けて布が広がらないようにしてあるもの。それにはそれの良さがあり、一定のファンもいます。しかし私は、パットや四角く縫い付けてあるタイプは自由度が低くてあまり好きではありません。分厚くてゴワゴワするし、体にピッタリ沿ってくれないので、どうしてもなにかつけてる感を感じてしまいます。

ディディスリングはそういう加工がいっさいないシンプルデザイン。

わかりますか?
肩にピッタリフィット!

さらに背中側。

肩から背中にかけて、ひろく密着して身体がラク。
ひろがりが悪いと体重分散する面積が減るので、抱っこが重く感じます。

さらに、シンプルなつくりのおかげで畳むとこんなにコンパクト!

A4サイズのファイルと比べ、半分くらい

持ち運びに便利で、思い立ったらさっと装着でき、新生児でも3歳の子どもでも楽々抱っこできるディディスリングはぜひみんなに使ってもらいたい育児グッズです。

ウールの暖かさ

この布は30%ウールが混ざっています。

やはりウールは暖かいです。秋になり風が冷たくなってくると、このスリングが活躍します。室内でも膝掛けにしたり、羽織ったり。この布にくるまってホットコーヒーを飲みながら事務作業するのが、しあわせなひとときでもあります。

ウールは熱伝導率が低いので、冬は暖かく、夏は涼しく、吸湿性に優れています。しかし個人的には、夏はあまり手が伸びない布です。東京の夏は暑すぎ湿度高すぎなので、いくら「吸湿性に優れ」と言われても、触りたいと思えない(大好きではあるんですよ!)。

このスリングを見ると冬のいろいろな思い出が蘇る。

ウールは取り扱い注意

昔ウール100%のストールを洗濯して、フェルトのように縮ませたことがありました。この布は30%とはいえウールが入っているので、お洗濯は手洗いもしくはオシャレ着洗いコースで優しい洗濯が必須。水温も30℃以下です。

私はいつも手洗いしています。

布幅を測ってみると60㎝弱。

私が持っているディディモス商品の中では、幅が狭いです。縮んでいるかと思ったけど、同じ布でほとんど洗濯していないベビーラップも同じような幅だったので、元からこうだったのかもしれません。シルクと似ているのかな?(シルク混は他商品よりも幅狭め)

まあ60㎝あるので使用にはまったく支障ないですし、触り心地もギシギシしたりしていないので大丈夫です。でも、面倒くさがって普通のお洗濯をしてしまうと、どうなるかわからないですね。やさしいお手入れがいいと思います。

特有のけばけば、チクチク感

ウールって、チクチクしたり、毛が飛んだりする印象がありませんか?私はあります。

天然繊維が好きなのでウールの商品は色々もっていますが、家中持ち運んでいると床にほこりがたまりやすいし、身にまとうとチクチクするから素肌の上ではなく肌着の上に着用したり、工夫しています。

このスリングも、やはり若干のチクチク感はあるなぁと思います。ほんのわずかにある、という感じ。私は肌触りにうるさい方なので、「ちょっとチクチクする!」と騒ぎますが、気にならない人もたくさんいるのでは?

このスリングが活躍するのは主に秋冬で、その頃は肌を露出することもないので、問題ないですね。綿や麻のスリングに比べると、やっぱりウール感あるな、という話です。

ディベロの見た目が好き

いっときディディモスで、このティベロの色違い、素材違いがいくつか発売されていました。最近さっぱり見ませんが、私はこの織りの見た目がとても好きです。

見た感じ柄ではないんだけど、一色でもなくて霜降り(?)みたいになっているところがとくに。

白、黒、ベージュが重なっていて、糸の太さもまちまち。あたたかみを感じる布です。

むかしは手当たりしだい、新しいスペックの布を購入していたけれど、今は慎重に選んでいます。ベビーラップやスリングは面積が大きくもはや洋服の一部なので、見ているだけでうれしくなれる布に出会うことができたら、幸福度が大幅アップ。

私はこの布が好きすぎて、サイズ6のベビーラップも購入しています。

程よいサポート力

重量220g/㎡の中厚の布で、ウールのふわふわ感もあり、同じ重量の綿100%に比べ肩が楽に感じます。ディディスリングはすべりの良い金属リングを使っているので、布に220g/㎡ の厚さがあっても引きしめに苦労することはないです。気持ちよく引き締められます。

個人的感想としては、秋冬に大活躍するバランスのいい布、という感じです。

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