【DIDYMOS商品レビュー】ベビーラップ ミスティックペトロール1975

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ディディモスの商品を買いたいなと思ったときに、商品に関する情報が圧倒的に少なくて困っている人はたくさんいるのではないでしょうか。

そんな方達に向けて、ベビーラップ「ミスティックペトロール1975」の使いごこちをご説明します。

キタガワ
キタガワ

いままでに触ったディディモス商品は100種類以上!

 

ディディモスベビーラップアドバイザー1期生の私が解説します。

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基本情報

商品名:ミスティックペトロール1975

素材:ヘンプ30%、オーガニックコットン70%   
重量:190g/㎡
布幅:70cm (幅広商品除く)
レールの色分け:あり
織り方:ジャガード
カラー:Turquoise, Petrol, Natural 
対象月齢:新生児〜体重制限なし
原産国:ドイツ

優秀な定番商品

ミスティックペトロールは一時的にオンラインショップで売り切れていても、定期的に入荷してくる定番商品です。

この商品は、なんといってもヘンプ混で190g/㎡という薄手の布であるところが最大の魅力かと思います。ヘンプは吸湿性が高いので、高温多湿で真夏は蒸し暑くて大変な日本にはとても合っていると思っています。分厚い布より、薄い布の方がやはり涼しいです。さらに、この1975シリーズは、織り方のおかげで布の通気性がいいです。ツルッと平らではなく、糸と糸の間に隙間があるといいますか、それが空気の通り道を作ってくれているのだと思います。

ディディモス大好きな私ですが、やはり真夏は暑すぎてだっこが嫌になることがあり、そのときに手が伸びる布、伸びない布がありまして、これは夏でも手が伸びるグループに属しています。

薄い、通気性がいいというと、「じゃあ冬は寒いの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。ヘンプは熱伝導率が低いので、冬は暖かく、夏には涼しく外部の熱を通さないので、季節に関わらずつけごこちは最高。

サポート力がある

さらにヘンプ混の布は、サポート力があります。

同じ重さの布を比べたときに、ヘンプが混ざっている布は、なぜか肩へのあたりがソフト。子どもの重さを感じにくいという特徴があります。通常子どもが大きくなってくると、どうしても肩に布が食い込むように感じることがあり、それを解消するために厚い布を選んだりもするのですが、ヘンプ混の商品は薄くても食い込みが少ないです。

分厚い布にももちろん良さはあるのですが、個人的には薄い方が引きしめやすく持ち運びにも便利なので、ヘンプ混のサポート力には非常に助けられています。

目をひく青

使われている糸はターコイズ、ペトロール、ナチュラルの3色。

3色の糸が使われている。この織が1975シリーズ。通気性良くて好き。

目を近づけてよーくみると、ターコイズ多めで、ペトロールとナチュラルも混ざっていることがわかります。しかし引きでみると、青っぽい水色というか、青というか、とにかく鮮やかな青水色系の色だなぁという印象。

商品名の「ペトロール」は、「青みがかったグリーンに、グレーが絶妙に混色された色」のことらしいです。グリーンかと言われると、私の目にはそんなふうには見えないですね。やっぱり、青という感じがします。

夏にはこの青がさわやかですし、冬の地味になりがちな服にも映える色で、どんな服にも合わせやすいです。

余談ですが、私が見えている色と、皆さんが見えている色って、同じなんでしょうかね?この布を私は青系と認識しているけど、緑っぽく見えている人もいるのかな?そんなことを考えると、色を正確に伝えるのって、難しいですね。

とにかく、下の写真をみてください。これは比較的、色をそのままに写せたと思います。

見た目はこんな感じ。青系のわりと明るい印象の布。

最初はゴワゴワを覚悟

夏は涼しく冬暖かく、薄くて扱いやすくてサポート力もあって、この布最高じゃん。となるのですが、ちょっとお待ちください。この布の欠点は、最初とてもゴワゴワしていること。

これはこの布に限らず、ヘンプ混の商品はほとんどがそうなのですが、ヘンプは馴染むまで、硬くてゴワゴワしています。それを知らずに初心者の方がいきなりこの布を買うと、実際届いた商品が硬くて、巻きづらくて、うまく巻けなくて挫折…となるおそれが。さらに、この1975シリーズの織り、ちょっと凹凸があるので、それが摩擦をうんでいます。握力の弱い人だと布の硬さも相まって引きしめに苦労する可能性が。

でも大丈夫、硬いのは最初だけです。それを知っていれば、その時期は乗り越えられます。

購入直後、まだ1回も洗っていない状態。バリバリゴワゴワ、見事に自立。

私は他ブランドのベビーラップもたくさん触っていますが、ディディモスのヘンプ混は柔らかくなるのが早い。「洗濯→生乾きの状態でスチームアイロン」という作業を数回繰り返すとゴワゴワは消えていきます。

「まだ硬いんです…」と講習会に買って間もないこの布を持ってきた人がいましたが、1時間半いろいろな巻き方をした結果、帰るころには布がふんわりしてきていたし、使えば使うほどどんどん馴染んで柔らかくなります。使い込んだヘンプは「ふんわり」という言葉がピッタリの感触で、それはそれは気持ちが良いです。

お手入れも簡単

ヘンプ混商品は、綿100%に比べるとシワになりやすいです。そのためディディモス公式サイトでは、洗濯後のアイロンがけが勧められています。

私はどうしているかというと、気が向いたときだけアイロンをかける、というズボラ方式を採用(アドバイザーなんだからちゃんとしないとダメですね^^;)。

シワができたまま放置していると、同じところに深いしわがクセづいて、その部分から傷んできてしまうらしいです。なので、長く大事に使いたければ、やはり毎回アイロンがけしてキレイにシワを伸ばすのがいいのだと思います。

洗濯は、洗濯機でガーっと洗っております。

ちゃんとしたければアイロンをかける、くらいのお手入れなので、ガシガシ使って汚れたら洗う!と気楽に使えています。

複数回洗濯後の布幅は65㎝前後。縮みも少ない印象。

たくさんの商品を持っていると、出番の多いもの、少ないものがどうしても出てくるのですが、この布は個人的に大好きで、よく使うお気に入り商品です。

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他の商品レビュー、書けたものからどんどんアップしていきます。

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