子供の「脳」は肌にある

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読まねば読まねばと思いながらそのままにしていた本を、次々に読んでいます。

『子供の「脳」は肌にある』もそのうちの1冊。

ディディモスのベビーラップに出会い「だっことおんぶ」について学び始めた当初から気になっていた本です。

子どもに苦労をさせたくないとの思いから、早く自立するように子どもとの触れ合いを制限したり、幼い頃から勉強をさせたり、良かれと思ってやっていることが本当にいい結果を生むのだろうか?

勉強が悪いわけではないけれど、子どもの成長には順番があって、幼い時ほどまずはしっかりと肌を触れ合わせることが大切で、そうすることにより脳が発達し、情緒も安定して、その良い影響は人生全体にまで及ぶのだというお話です。

今までの経験を通して、それは確かにその通りだと感じています。

触れ合う方法はたくさんあるけれど、私は「だっことおんぶ」をおすすめしています。

「ベビーマッサージ」は素晴らしいけれどオイルの準備など大掛かりな感じがして面倒くさがりな私にはハードルが高いし、「わらべうた」はなんだか気恥ずかしい。

その点「だっことおんぶ」は赤ちゃんとの日常に欠かせない行為で、誰もが自然に行っているものであり、恥ずかしくもなければ、「よし、やるぞ!」と気負う必要もありません。

だっこやおんぶをすることで自然と触れ合うことができ、行動をともにするため親子で同じものを見て、気持ちを共有できコミュニケーションも活発になります。子どもは親に抱かれて安心した状態で様々なモノを見たり体験したりすることができます。特別な時間を設けなくても、だっこやおんぶで過ごす時間そのものがふれあいであり学習でもあるのです。

ピタリと密着した気持ちのいいだっこ。人形でさえ愛おしく感じるベビーラップの魔力。

長時間抱っこしていると、赤ちゃんに負担がかかるんじゃないの?
と思うかもしれませんが、そんな心配はいりません。
赤ちゃんの自然な姿勢を保てる抱っこ紐を選べば大丈夫。

子どもとの関わりに迷っている人がいたら、ぜひこの本を読んでみて欲しいです。

自分なりの子どもとの関わり方を見つけるヒントになると思います。

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