子どもが夏休みに入り、それに合わせて私も自宅にいる時間が増えています。
普段はほとんど助産院で過ごしているけれど、今は仕事の時間以外は自宅にいて、朝寝坊したり掃除洗濯したりご飯作って食べさせたり転がって本を読んだり将棋中継をみたり子どもの行事に参加したり、仕事と並行して気ままな暮らしを満喫。
開業した頃はすでにコロナ禍で、出かける予定もなくずっと東京にいたため、お盆も正月も助産院の営業を続けてきました。コロナ禍は続いているものの今年は行動制限のない夏で、せっかくなので8月12日から19日まで、おやすみすることに。
お勤めしていた時は、休みを取るには必ず周りにお伺いを立てねばならず、希望が通らないこともあるし、希望が通ったとしても、「休ませてもらって、ありがとうございます。みんな働いているのに申し訳ないです。」というような気持ちになるため、夏休みや正月休みは嬉しいような、それをみんなで話し合って決めなければいけない季節がまた巡ってきて面倒のような、複雑な気持ちがありました。
「あの人今年も正月休んでる」とか、職場内でギスギスした雰囲気になることも多々あり、そんな雰囲気を感じ取っては勝手につらい気持ちになったり。
自営業を選んだのは、毎年のそういういざこざに耐えきれなくなったという理由もあります。
自営業は収入の面では非常に不安定だけど、仕事のやり方は自由で、それが私にはとても合っています。足並み揃えて動いていると息苦しくて窒息しそう。
いつか生活に困って「(休みごときで)わがまま言ってすみませんでした」とまたお勤めに戻る可能性は大いにあるけれど、いまはこの自由な生活をどこまで続けることができるか、自分の人生を使って実験しています。せっかく生まれてきたんだから、人の役に立ちながら楽しく生きていきたい。枠からはみ出し続けてどうなるのかまったく予測できない人生に、たまらなくワクワクしています。
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