昨夜、大きな地震がありました。
東京もけっこう揺れて、これ以上大きく揺れると危ないなと、ベッドの中でじっと様子をみていました。隣で怯える我が子。子どもがいると、私がしっかりしなくっちゃと思えます。揺れが落ち着き、すぐに眠ってしまった子どもにほっこり。
何歳になっても、子どもはずっとかわいいです。
私は子どもの頃から比較的背が高く、弟がいたことも影響しているのか、いつでも自分は「大人」な気持ちでいました。幼稚園の卒園式、担任の先生が園児を一人ずつ抱っこして写真撮影してくれたとき、「こんな大きい私を抱っこさせちゃって、なんか悪いな」と非常に居心地が悪く、恐縮したのを覚えています。小学校に入学してすぐに6年生がお世話をしてくれたときも「背の小さい子はかわいいから6年生に人気だけど、私は大きいからかわいくない」と、謎の思考回路にはまり控えめに過ごしていました。
でも今になって思えば、当時の私はたったの6歳で、まだまだ小さな子どもでした。私にも赤ちゃん時代や子ども時代があって、我が子みたいに、かわいい子どもだったんだろうなと、やっと思えるようになりました。
我が子は本当にかわいくて宝物で、それと同じように私もかわいくて宝物だし、さらに周りにいる人たちも、誰もがみんなそれぞれかわいい宝物。そう思うと、スッと気持ちが楽になります。
宝物だらけのこの世界は、とっても素敵だなと思います。
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