今週木曜と金曜に予定されているベビーサイン講師認定試験。
その準備のために、毎日ベビーサインの教材を触っています。
大人の私にとっては正直なにが楽しいのかわからないものが多いのだけど、子どもにとっては、どれも楽しくて仕方ないようです。教材をまじまじ眺めていると、我が子が赤ちゃんだった時のことを思い出します。
絵本を読んでとせがまれて、読んでる途中なのにどんどんページをめくってしまったり、逆に同じページばかりをリピートさせられたり。大人目線だと、「最初から最後まで、物語をもっと味わってよ」とか思っちゃうけど、赤ちゃんはそんなことお構いなし。いないいないばあとかも何回も何回もやらされたかと思えばいきなり飽きて無反応になったり、子どもの気まぐれに翻弄されていたあの頃が懐かしいです。
あまりに無秩序な子どもの遊びに付き合うのが嫌になった時もあるけれど、自分目線を外して子どもの遊びをじーっと見ていると、少しずつおもしろくなってきます。今それにハマってるんだ、とか、こういう部分に面白さを感じているのね、とか、とにかく一生懸命な表情とか、はじけんばかりの笑顔とか、そういうのをひたすら受け止めていると、子どもの気持ちに少しだけ近づけるような気がします。
写真に写っている教材のパネルも、マジックテープを貼ったり剥がしたり、触ったり、絵をみたり、猫ど〜こだ?とか、屋根が赤いポストも赤い!とか、子どものペースに合わせているといつまでも遊ぶことができます。そんなに夢中になって遊べる赤ちゃんの世界の豊かさに感動します。
赤ちゃんと接しているといつもの世界とはまったく違う世界を見ることができて、すごくピュアな気持ちになれます。
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