開業3周年、最近のソラチ助産院

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2024年5月14日で、ソラチ助産院は開業3周年を迎えました。

物件を借りてお店を開くことに少しの不安がありましたが、無事4年目に突入することができ、とてもうれしく思っています。これからもソラチ助産院をよろしくお願いします。

開業して日々感じるのは、「助産院」というものの認知度の低さ。

とくに当院は「出産」を取り扱っていないので、一体なにをしているところなのか、ピンとこないようです。

よくある相談は、授乳相談です。
赤ちゃんがお乳をうまく吸ってくれない、乳首がきれて痛い、母乳が足りない、出過ぎる、胸にしこりができて痛みがある、母乳をやめたい、などなど。

胸の痛みは1回の相談で解決することが多いです。赤ちゃんがうまく吸えないとか母乳が少ないとかは、1ヶ月ほど経過を見させてもらい卒業していきます。

その次に多いのが、お母さんの身体に関する相談。
骨盤が開いているとか、尿もれ、ちつにお湯が入る、体型を戻したい、腰痛、肩こり、膝が痛い、恥骨が痛い、便秘、なんだか調子が悪い、などです。これらに対しては、骨盤ケアや、アーユルヴェーダのセルフケア指導をしています。こういう症状は、身体を根本から治さないと、必ず繰り返します。だから1回で問題解決!とはならず、継続して2−3ヶ月通ってもらいます。ご本人が問題に気づき行動を変えると、どの方も必ず、身体が変化していきます。

あとは、だっこに関するお悩み。
だっこ紐の付け方が合っているかや、スリングやベビーラップの使い方を教えてほしいというものです。日本人は当たり前のようにだっこをする民族なので、改めて抱っこを習おうと思う人は多くないけれど、だっこが変わると大人にも子どもにも、さまざまな変化があり、見ていていつも感心します。

「だっこ」って、親子ともに、とても心地よいものなんですよ!
そしてだっこは、抱く人の肩こり、腰痛、腱鞘炎などに関係があるし、子どもの向きぐせや便秘、そり返りなどにも影響しています。

植物も3年でスクスク成長!定期的に水やり。

子どもとの関わりについては、ベビーサイン教室を開催しています。
まだお話できない赤ちゃんと、手話やジェスチャーを使ってお話できるベビーサインは、親子の絆を深めてくれます。私自身、我が子とベビーサインでコミュニケーションをとっていた期間は、いま思い出してもほっこりする時間だったし、教室に通ってくれている方たちも皆、楽しそうにサインでお話をしています。赤ちゃんってこんなに伝えたいことがあるんだ!といつも驚かされます。

最近増えているのは、赤ちゃんの睡眠に関する相談です。
寝かしつけに時間がかかる、夜中に何度も起きる、夜中に覚醒して遊び始めてしまう、授乳じゃないと寝ない、抱っこじゃないと寝ない、昼は15分で起きてしまう、眠そうなのに寝ない、などなど。
相談が多いので、現在資格取得に向けて勉強中で、こちらは年内に完了できそうです。

産後の悩みは、「妊娠中から知って準備していれば、こんなことにならなくて済んだのに…」というものが多いので、妊婦さんの相談も受け付けています。

こんな感じで、「妊娠中から産後まで」「トラブル対応から育児がさらに楽しくなる講座まで」、「訪問でも助産院でもオンライン相談でも」幅広く活動しています。

赤ちゃんの向きぐせや発達に関する相談もあるので、今後はベビーアビヤンガ(ベビーマッサージ)やベビー整体を取り入れたいなと計画中です。産前産後のどんなお悩みも受け止められるように、これからもコツコツ活動していきます。

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