【ベビーラップ中級者向け】巻き方の理解に役立つ「フィニッシュの種類」を解説!

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たくさんの巻き方があるベビーラップですがその構造はいたってシンプル。

基本的な4つのパス4つのフィニッシュを組み合わせ、状況に応じて快適なだっこをしていきます。

この記事ではフィニッシュについて説明します。

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フィニッシュとは

フィニッシュとは
ベビーラップの巻き終わりの固定方法のこと。

ベビーラップは一枚の布です。
最後に布が緩まないよう、確実に固定することが大切です。

固定が簡単にほどけたり緩んだりするようでは
ベビーラップを安全に使うことはできません。

フィニッシュの種類 基本の4つ

たくさんあるように見えるフィニッシュですが
大きく分類すると4種類です。

それぞれの特徴を説明します。

ダブルノット Double Knot

布の終わりを2回結ぶだけの、最も簡単な方法。

長所
・簡単
・しっかりと固定され緩まない

短所
・結んだ後の調整ができない

いわゆる「固結び」です。
日本では布を日常的に使うこともあり、単純に2回結びといっても
「真結び」「本結び」「縦結び」などなど細かく分類されています。

しかし、ベビーラップのフィニッシュとしては
その違いをあまり気にする必要はありません。

とにかく最後に2回、しっかりと結ぶ。これで大丈夫です。

ちなみに
「1回結び」は簡単に緩んでしまうので
ベビーラップのフィニッシュとしては不可。同じ理由で、リボン結びも布を引っ張ると簡単に解けてしまうため、安全ではありません。

スリップノット Slip Knot

スリップノットは調節可能な結び方です。

長所
・引き締め具合を調整できる
・しっかり固定され緩まない

短所
・結び方がやや難しい

結んだままの状態で引き締め具合を調節できる便利なフィニッシュ。
調節可能なので授乳のために子どもの位置を上げ下げしたり
布を巻いたままで子どもを出し入れできます。

結び方についてはたくさん動画があがっているので検索してみてください。

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リングフィニッシュ Ring Finish

結び目の代わりに、スリングリングを使ってラップを固定します。

長所
・簡単に引き締め具合を調整できる
・結ぶよりもラップの長さが必要ないので、長さが足りない時に便利
・見た目がキレイ

短所
・結び目に比べると緩みやすい

結び目のゴツゴツ感が気になる人にとってリングフィニッシュは良い方法です。
結び目がないことで見た目もスタイリッシュ。

ただ、リング選びには注意が必要です。
S,M,Lサイズから用途に応じたサイズを選ぶこと、強度が確かなものを使うことが重要です。

ベビーラップを扱っているメーカーはスリングリングも販売していることが多いので
その中から選ぶと安心です。

ノットレスフィニッシュ Knotless Finish

結び目を作らない、摩擦をつかった固定方法です。

長所
・結び目がないためかさばらない

短所
・摩擦の仕組みを理解しておこなわないと緩んでくる

結び目やリングのゴツゴツ感、食い込みが苦手な方に向いているフィニッシュです。

ノットレスフィニッシュのポイントは、テールを上から通すこと。

◎布を上から通すと摩擦で固定される

✖️布を下から通すと固定されず緩んでくる

ポイントを理解すれば快適なフィニッシュです。

まとめ

私は基本的にダブルノットとスリップノットばかり使っています。
相当な面倒くさがりなので、リングにはなかなか手が伸びません。

結び終わりを安全に固定できればどのフィニッシュを使ってもいい。
ベビーラップの自由でおもしろいところです。

皆さんはお好みの方法でベビーラップライフを楽しんでください!

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