助産院の床づくり|フロアタイルとコルクマットの併用

助産院を開業したときに迷ったのが、床をどうするか問題です。
お母さんの居場所、赤ちゃんの居場所、院内の雰囲気、安全性などなど、考えないといけないことがたくさんあります。

開業6年目の現在、フロアタイル+必要時のみコルクマットという運用に落ち着いています。

目次

フロアタイルを導入した理由

当院は9畳1Kのマンション一室です。
開業当初は、「母乳外来をメインにしつつ、月に数回親子向けの講座も開きたい」と考えていました。料理教室をしてみんなで食べたいなとか、だっこ紐の講座もしたいなど、夢は膨らむばかり。

  • 講座はMAX5組ほど入れたい
  • 赤ちゃんも安全に過ごせるようにしたい

そう考えると、「広くて安全で清潔な床」がいちばん良いのではと思うに至りました。

赤ちゃんの居場所という意味ではバウンサーやベビーラックの購入も考えましたが、それ自体が場所をとります。あと、ある程度大きくなった赤ちゃんには使えないことを考えると、やはり何も置かずに「床全体を安全にする」に軍配が上がったわけです。

そこで購入したのがフロアタイルです。

フロアタイルとは

フロアタイルはPVC素材の板で、フローリングの上に敷き詰めることで簡単に床の色を変えられます。また、とても丈夫なので、敷くことで賃貸物件のフローリングを傷つけないと謳われています。

安全な床という意味ではもとのフローリングのままでも良かったのですが、色が気に入らなかったこと、赤ちゃんがおもちゃをガンガンして傷ついたらヒヤヒヤするななど考え、部屋の引き渡し後すぐにフロアタイルを購入しました。

フロアタイルの使い心地

一人で室内全部にフロアタイルを敷くのは、なかなか大変な作業でした。カッターで線を入れて、バキッと折って、タイルとタイルをゴムハンマーではめて、、、、、、これを延々繰り返し、完成までに1週間ほど。

見た目は完璧です。
そして、実際に5年間使った感想は以下です。

[良いところ]

  • 見た目がキレイ
  • 繰り返し水拭きしても傷まない(母乳が飛んでもすぐ水拭き&消毒ができる)
  • 清潔感があるし、掃除できるから実際清潔

特にいいのは清潔を保てるところです。母乳はなるべく飛ばさないように工夫してもどうしても飛んでしまうので、ガシガシ拭けるのはめちゃくちゃ大事。

床に直に座っても痛くないようにラグなども考えましたが、やはり「掃除しやすさ」を考えると床のままが断然キレイです。

[気になるところ]

  • ちょっと滑りやすい
  • 硬い(フローリングと一緒)
  • きちんとハマっていれば水などこぼしても染み込まないらしいが、実際どうなってるかわからない
  • 1枚1枚が重いので、処分するとき大変そう

フロアタイルは気軽に外せる物ではないので、退去するときに下のフローリングがどうなっちゃってるのかはちょっと気がかりです。「保護になる」と言われてるけど、それは本当に本当なのだろうか?湿気が溜まったりしないのか?など、ちょっとドキドキしています。

講座を開くときには、直座りだと痛いので、フロアタイルの上に座布団を置いて座ってもらいました。月齢の小さな赤ちゃんは丸くて大きいクッションに寝かせて、ずり這い以降の子は床で自由に過ごしてもらう。しばらくはこのスタイルで運用していました。

汚れても水拭きできる座布団を使用。5年使ってもへたってません↓

少ししてコルクマットを買った理由

開業して9ヶ月ほどは上記運用を続けていたのですが、やはり対策が必要な部分が目立ってきました。

もともと気になっていた「床の硬さ」です。
おすわりが安定しない時期や、つかまり立ち時期の子などが転んだときに、床が硬すぎて頭を打つのがとてもこわい。

知育系資格を取得して活動を始める時期とも重なり、「はいはいやヨタヨタ歩きの子がいても安心な環境が必須」と考え、床対策に乗り出しました。

とはいえ、やはり「清潔」と「必要に応じて自由に使える広い空間」、「院内の雰囲気」も捨てられません。

そこで見つけたのが「コルクマット」です。

コルクマットの使い心地

ジョイントマット自体は、どこにでもたくさん売っています。

例えば100均などでもベージュや茶色のジョイントマットは売っているのですが、サイズが小さいこと、敷き詰めると一気に「待合室にあるキッズスペース感」が出ること、また、常に敷きっぱなしならいいのですが、私は「必要な時だけ敷き詰めるスタイル」にしたかったこともあり、ジョイントマット自体の保管場所も問題でした。

それらをクリアしてくれたのがコルクマットです。

大人数が集まる時は床一面に敷き詰め、

赤ちゃんが一人の時は4枚だけ敷いて、使わない時は私の椅子に。

どのタイミングでも無駄なく働いてくれて、軽いし、もし使わなくなっても処分も簡単です。さすがに5年使っているとジョイント部分のコルクが部分的に剥がれてきますが、あまりにみすぼらしくなったら買い足せばいいので気が楽。

コルクマット自体も拭くことができるので、使うたびに拭いて翌日まで乾かして、また椅子にしています。

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この記事を書いた人

東京都目黒区のソラチ助産院で産前・産後の相談を受けています。
体にいいこと、楽しいこと、ワクワクすることが大好き。

生活すべてが実験という気持ちで暮らしています。
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