ベビーラップにはたくさんの巻き方が存在します。
基本の巻き方に慣れてきて「さあ、新しい巻き方に挑戦しよう!」と決意しても、その複雑さに心が折れてしまうことはありませんか?
私自身、ベビーラップに出会って6年が経ちますが、巻き方の幅を広げることに非常に苦戦してきました。
もちろん、一つの巻き方しかできなくても、ベビーラップの恩恵を十分に享受することはできます。
しかし、ベビーラップにたどり着くような探究心の強い人たちなら、自由自在に布を操ることへの憧れを胸の奥に秘めているのではないでしょうか。
この記事では多種多様な巻き方に挫折する原因と、その解決方法について書いていきます。
巻き方の練習に挫折する原因
名前のすべてが外国語
一番の大きな原因は、ベビーラップの巻き方が「すべて外国語だから」だと思います。
フロントラップクロスキャリー
フロントクロスキャリー
ロビンズヒップキャリー
ダブルハンモック …………
巻き方それぞれに、とにかく複雑な名前がついている。
巻き方を覚える以前に、文字の羅列を見ただけでやる気が失せていく。
この時点で強い拒否反応が起きてしまうのは私だけではないはずです。
フロントなんちゃらってんどんな巻き方だっけ?
ダブルハンモックって抱っこだっけおんぶだっけ?
足の下通すんだっけ、通さないんだっけ???
あーもうめんどくさい、いつもの巻き方でいいや!
巻き方の種類が多すぎる
ベビーラップの巻き方はアレンジまで含めると無限に存在しています。
巻き方だけが一人歩きしている節もあり、すべてを網羅するにはよっぽどの熱量と時間がないと難しいと感じます。
解決方法
パスとフィニッシュを理解する
複雑そうに見えるベビーラップですが、よくよく観察してみると実はとてもシンプルであることがわかります。
基本的な4つのパス(細かく分けると8つ)と4つのフィニッシュを組み合わせることで、あらゆる巻き方を作っているのです。
パスとは布を渡す動作のこと。
フィニッシュとは、巻き終わりの布の固定方法のことです。
基本を知ることが大切
パスとフィニッシュの種類、特徴を知ることで、巻き方の名前を聞いたときに仕上がりをイメージしやすくなります。
実際、パスの名前がついている巻き方は多数存在しています。
また、その巻き方がどのようなシチュエーションに向いているのか、パスの特徴から自身で判断し、選択することができるようになるのです。
基本がわかれば、あとは見た目に楽しい素敵な飾り方などを好みに合わせて追求していけばいいのです。
まとめ
複雑そうに見えるベビーラップも
基本の構造はシンプルであるということがお分りいただけたでしょうか。
「パス」や「フィニュッシュ」について詳しく知らなくても、ベビーラップを安全に使用することはできます。
しかし、それらを知ることで
ベビーラップの奥深い世界、一枚布の無限の可能性を追求する楽しみが生まれます。
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「パス」についてはこちらに詳しく書いています 。興味のある方はぜひ読んでみてください。
》【ベビーラップ中級者向け】巻き方の理解に役立つ「パスの種類」を解説!
「フィニッシュ」についてはこちらにまとめています。
》【ベビーラップ中級者向け】巻き方の理解に役立つ「フィニッシュの種類」を解説!
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