最近ベビーサインに夢中です。
ベビーサインとは1990年代にアメリカで始まった「まだ上手に話せない赤ちゃんと簡単な手話やジェスチャーを使ってお話しする育児法」です。
子どもがまだ赤ちゃんの時にこの育児法を知り、独学で勉強し育児に取り入れていました。サインでいろいろ教えてくれる我が子は本当に可愛くて、サインをやっていなければ気づくことができなかった子どもの視点を知ることができました。「まだ話せないからわかっていないだろう」と思っていたけど、子どもはたくさんのことを見て感じて、考えていることがサインを通してわかりました。
しかし今になって思い返すと、もったいない部分もありました。当時の私は「独学でもできる」と思っていましたが、やはり独学なだけあり、サインの使い方を間違っていたり、便利なサインを知らなかったり、子どもへの教え方がいまいちだったせいかサインの種類が十分に増えなかったりしたからです。ベビーサインにはたくさんのサインがあり、使える数が増えれば増えるほど豊かなコミュニケーションが可能になります。赤ちゃんの考えていることが、よくわかるようになるのです。
ベビーサインを本格的に学んでいる今、改めてベビーサインの凄さを知り、夢中になっています。
霧雨を見て「【雨】の【赤ちゃん】」とか、おばあちゃんが押しているバギーを見て「あの中に【赤ちゃん】いるよね」とか、実際バギーの中のぞいたら野菜しか入ってなくて「【赤ちゃん】【どこ】?」とびっくりしてたりとか、お散歩の途中で「前ここに【犬】いたよね」とか、風がビューっと吹いたときに「【寒い】ねー」とか、そういうことを、赤ちゃんがサインで表現してくれるのです。
「赤ちゃんが見ている世界」を知ることができる育児法は、ベビーサイン以外にないと思います。赤ちゃんが見ている世界って、本当に可愛らしいです。どのエピソードも可愛すぎて、知れば知るほどベビーサインの虜になっていきます。
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