私は家事が大嫌い

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私は家事が嫌いです。

助産師を生業にしていると、「健康にいい食事をしているんでしょう」とか「丁寧に暮らしてそう」とか言われるのですが、そんなことはありません。「身体」とか「健康」などとは切っても切り離せない分野なのでそう思われるのもわかるのだけど、実際すごく雑なので、期待を裏切っているような気がして居心地が悪いです。

助産院でひたすらモノを少なくしているのも、家事が嫌いだからです。掃除や片付けをできるだけやりたくないのです。

拭き掃除をするときに雑貨がたくさん飾ってあると、それをよけて、拭いて、戻す、という作業が必要です。さらには雑貨そのものにもほこりが積もるので、その掃除もしなくてはいけません。モノがあればあるだけ、管理に時間がかかります。

そういう作業を極力無くすことに、全力を注いでいます。

落ち葉だらけの公園。できることなら家事をしないで訪問していたい。

料理もしなくていいのなら、したくないのが本音です。

でも家族がいるし、特に子どもには、まだ食事を提供しなければいけない時期です。さすがにこれは放棄するわけにはいかないし、明らかにめんどくさそうな様子を出してしまうのもかわいそうなので、バレない程度になるべく簡素化しています。

家事が好きになれたらどんなにいいかと思うけれど、何年やっても好きになる気配がないので仕方ありません。やるべきことはやりつつも、「好き」と思えることに時間を使えるように、「嫌い」なことにかける時間をなるべく短くする方向に頑張っています。

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