子育て中にやってよかったと思ったことのひとつに「ベビーサイン」があります。
ベビーサインはまだ言葉を話せない赤ちゃんと「おてて」でお話しします。手話のような感じです。
赤ちゃんが言葉を話し始めるのはだいたい1歳半くらいで、しかも話し始めは「ママ」などの単語だけしか話せません。でも実はたくさんのことを感じ取って考えているのです。
身体の機能が伴わなくてそれをうまく伝えられないだけ。赤ちゃんでもできる簡単なサインを覚えれば、その小さなおててで、一生懸命気持ちを伝えてくれます。
我が家は1歳過ぎてからサインを教えはじめました。教科書的な本を読むとおすわりができるようになった頃からはじめると書かれていますが、はじめたのが遅かったぶんある程度成長していたおかげかサインが出始めるのは早かったです。
実際指差しでもある程度のことはわかるのですが、サインができると、赤ちゃんが予想以上に以前の出来事を記憶していることがわかったり、発見があって面白いです。
日記形式になっていてベビーサインの取り入れ方が参考になる「ベビーサイン日記」
人混みを歩いているときに「あ、あ」と言いながら【鳥】のサインをしていたり(上を見上げると高架下に本当にハトが一羽とまっていた!)、空を見て【飛行機】のサインをしていたり。サインのおかげで、「あー、ほんとだ、飛行機だね!」と、同じタイミングで同じものを見ることができました。
真夜中に目を覚ますと子どもの目がぱっちり開いていて、暗闇で目があった瞬間【水】のサイン。「喉が渇いていたのね」とすぐに水をもってきてあげたこともありました。
教室が苦手だったので、本を5冊ほど購入して独学。
ベビーサインの教室もありますが、私は本を数冊読んで独学。本に載っていないサインは自分達で自作。
「サイン全然覚えてくれないんですけど」「どうしてちゃんとやってくれないの?」とか焦ることさえしなければ、簡単ですごく楽しいコミュニケーション方法です。
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