「使い切る」生活

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布団カバーが3cmほど、ほつれていました。
これ以上ひろがる前に、空き時間を使って、チクチクと縫って直しました。

以前は「バスタオルは1年で交換」というネット記事を信じて、定期的にリネン類を買い替えていました。なんで1年で交換なのか意味はわからないけど、言われるがままに、世間一般ではそうなんだろうなという解釈で動いていた私。

今ではそんなルールは完全無視。ボロボロになるまで、とことん使います。使い込んでクッタリした布が好きです。

何年も使い込んで柔らかくなった布団カバー。ここまで育て上げるのは根気がいる。

クッタリした布はほつれやすくて、繕ってもじきに別の場所がほつれてきます。それを「もう直せない」ということころまで繕いながら使い込むのが楽しいです。最後は布をチョキチョキ切って、雑巾にしたり、使い捨て布ナプキンにしておしまい。

実家に帰ると、私が高校生の時に買った服を親が着ていたり、当時のリュックを未だに使っていたりします。親は「ほとんど使ってなくて、まだキレイだから」と言いますが、数年前まではその様子をぎょっとしながらみていました。今ではなんだか尊敬しています。

最後まで愛着をもって使い切れるものを選ぼうと思うと、買い物も真剣です。

なにをするにも真剣勝負。
疲れるけれど、やっぱり真剣になると、適当にやっていた時よりも、おもしろさが倍増します。

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