ディディモスの商品を選ぶとき、情報が少なくて困っている人はたくさんいるのではないでしょうか。
そんな方達に向けて、スリング「コッパー ハーフリネン1975」の使いごこちをご説明します。
いままでに触ったディディモス商品は100種類以上!
ディディモスベビーラップアドバイザー1期生の私が解説します。
基本情報
商品名:スリング コッパー ハーフリネン1975
素材:リネン45%、オーガニックコットン55%
リング:アルミ製
重量:220g/㎡
長さ:190cm~200cm
幅:約68cm(洗濯後の目安)
レールの色分け:あり
織り方:ジャガード織
カラー:Copper, Burgundy
対象月齢:新生児〜体重制限なし
ディディモスのスリングの使いやすさについては別記事で熱く語っていますので、そちらをご覧ください。
ハーフリネン
この布はリネンが45%ブレンドされています。約半分がリネン。ブレンドの場合、オーガニックコットンにそれ以外の素材が10〜30%ブレンドされていることが多いのですが、45%もリネンが混ざっているのはめずらしいです。
リネンは他の繊維と比べて丈夫で、吸水力や発散性にとても優れた素材です。汗ばむ季節はさらっと快適。また、繊維の中の空洞に空気が含まれているため、寒い冬は体温で暖まった空気が体を暖かく包み込み、一年中快適に使うことができます。
そんなリネンが約半分もブレンドされているこの布は、もうそれだけで「買い」です。だっこは子どもとの密着度が高く蒸れやすいため、だっこ紐自体の快適さは重要です。
220g/㎡はそれなりの重量で、万人受けする布ではありません。私が主催しているベビーラップ講習会でも、この厚さの布の出番はあまりないだろうなと思ったので、ベビーラップではなくスリングを購入しました。スリングで220g/㎡なら、扱いは難しくありません。
この布はリネンの配合が多いため、するりんと滑りがよく、引き締めがとても簡単です。下手するとだっこ中に若干緩んでくるかも!?というくらい滑りがいいので、子どもを抱き入れた後に念入りにテールを引っ張ったり、リング部分に巻きつけたりして弛まないように工夫して使っています。
1975シリーズ
1975シリーズは、ディディモスでは定期的に発売される模様です。
この独特な織り模様が1975。プリマやアダよりも模様が大きいです。
斜めの弾力性・耐久性・サポート力も高く、使い心地は快適。使えば使うほどどんどんふんわり柔らかくなる、育てがいのある布。
↓全部1975。思ってたよりたくさんある。
落ち着いた赤
コッパーとバーガンディーの糸で織られたこの布は、落ち着いた赤。
コッパーは「銅」のことで、彩度の低い赤。
バーガンディーは「ごく暗い紫みの赤」で、濃い紫赤色の赤ワインに由来する色です。
2色の糸が合わさった結果、遠目から見ると小豆色。
差し色が欲しいときにいいなと思います。私は服装が地味なので、色が欲しいときにはこのスリングを使っています。
重量のわりになめらかで扱いやすい
私は220g/㎡のスリングを3つ持っていますが、このスリングがいちばんなめらかで、生地が薄い感じがします。リネンの特性が、そうさせているのだと思います。
同じ重量でも素材や織りで使い心地が違うのが本当におもしろく、だからこそ、あの布も触りたい、これも使ってみたいと、何枚も何枚も買ってしまいます。
興味のある方は、体験会や講習会にぜひお越しください。
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