「ベビーラップとスリングが増えます」と言いっぱなしになっていましたが、その後ベビーラップ５枚とスリング２枚が無事到着し、体験会や講習会で試着してもらっています。
本当はそれぞれのベビーラップのレビューをしっかり書きたいのだけれど、内容を考えすぎてさっぱり進まず、このままでは一生紹介できない気がするので、とりあえず簡単にお披露目しておきます。
まずは定番の「リスカ アッズロ」。
オーガニックコットン100%、薄手で柔らかく初心者にも扱いやすいベビーラップ。講習会でみんなに使ってほしくて、多くの人のベースサイズであるサイズ５を購入。鮮やかな青はシンプルな服にとてもよく似合います。
次は定番の「ローザリンデ」。
オーガニックコットン100%、リスカよりもさらに薄くて軽く、握力のない方にも好評のラップです。表はくすんだピング、裏はうすいグレーで、柔らかく落ち着いた色合い。こちらも初心者に扱いやすい布で、みんなに試着してもらいたくて、余裕をもってサイズ6。
３つ目のラップは「トリアス ピュア トリプルブレンド」
名前の通り、オーガニックコットン、シルク、ヘンプ、３つの素材がブレンドされています。
シルクとヘンプは通気性や吸湿性の高い素材なので、オーガニックコットンだけの布に比べ涼しさを感じます。200g／㎡という重さは中くらいからやや薄手の部類に入りますが、こちらのラップは２重織になっているせいかふんわりしていて厚みを感じます。肩あたりが柔らかそう。優しいベージュが素敵で膝掛けやストールにしてもかわいいので短いサイズと迷ったけれど、やはり講習会でみんなに巻いてもらいたいと思い、ベースサイズであるサイズ5にしました。
そしてこちらはショートラップ２枚。
上から「メトロ コンポネント」「クレペリーノ パウダー」
このメトロ コンポネントは重量230g／㎡とやや厚手で、しかもヘンプが10%混ざっています。ヘンプ混のラップはどれも最初バリバリとかたく、何度か洗濯することで徐々に馴染んで柔らかくなるものの、初心者の方がいきなりヘンプ混を買うと「かたくてうまく巻けません！」となることも。さらに厚さもあるとなると、さすがに馴染むまでは少し扱いづらいかもと覚悟して購入しました。しかし実際はそんなに硬さを感じず、買った直後からそのままだっこに使えそうな感じ。
メトロはどのラップも柔らかくて扱いやすいのですが、コンポネントも例外なく、扱いやすいです。同じ素材や厚さでも織り方で布の質感が変わってくるのがまた楽しく、それゆえ何枚も欲しくなってしまうから困ったものです。
クレペリーノはリネン100%の布です。
リネンは麻なので、とても通気性がよく、日本の高温多湿な夏の気候にフィット。きれいなピンクで、夏の服装を爽やかにしてくれそうです。こちらはさすがにバリバリと硬い布でした。しかし、以前購入したリネン100%のラップは数回の洗濯でひんやりとろりんとした素敵な布に成長してくれたので、このクレペリーノもこの夏のうちにあっという間にくたっとした布になると思います。
ディディモスの布は、最初かたいかなと思っても、あっという間に柔らかくなります。布の品質はピカイチだと思います。
夏はなるべく布が体に当たる面積を少なくしたいので（暑いから）、この２種類の麻のベビーラップはサイズ3にしました。
そしてスリングはこちら。
「コッパー ハーフリネン1975」
この模様の織り方が1975シリーズで、いろいろな素材やカラーで度々販売されています。
私は地味な色の服ばかり買ってしまうので、この鮮やかなコッパー色がアクセントになるかなと思い購入。スリングはある程度布の厚さやサポート力があった方が楽かなと個人的に思っているので、220g／㎡と中厚で、リネンが45%ブレンドされているサポート力高めの布を選びました。触り心地はやはりバリバリ、ハリハリ。こちらも馴染んだら、絶対使いやすそう！
もう一つスリング。
「マルタ ビアンカ」
こちらプリマ織。ディディモスといえばプリマ、という印象で、ディディモスファンとしては1枚は持っていたい布です。これも先ほどのコッパーハーフリネンと同じ220g／㎡。そしてヘンプとシルクが少しずつ入っています。ナチュラルな布なので、いつでもどこでも使いやすそう。
これで、大体の布が揃ったのではないでしょうか。
織物性ベビーラップはサイズ2〜6、厚さも180〜230／㎡まで揃っているし、素材もコットン、シルク、ヘンプ、リネン、ウールをコンプリート。
そのほかにストレッチラップ、スリング、ディディタイがあるでの、ないものといえばディディクリックだけです。ディディクリックは腰の部分にバックルがついていて、一般的な抱っこ紐に近い作り。一般的な抱っこ紐への興味が薄れてきている今、ディディクリックを購入する日が来るのかはわからないです。
助産院で毎月開催している体験会や講習会で、これらの布は全部試着できるので、ディディモスに興味のある方はお気軽にご連絡ください。
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