我が子のだっこ時期を過ぎてもベビーラップ熱が冷めず
日々お人形で練習をしているキタガワです。
まだまだ日本ではマイナーなだっこ紐であるベビーラップ。
ベビーラップって何?
どういうだっこ紐なの?
という方に向けてこの記事を書いています。
ベビーラップとは
ベビーラップはたくさんのだっこ紐のうちのひとつ。
幅約70㎝、長さ約4mのながーーい一枚の布です。
この布を体に巻きつけて子どもをだっこします。
1972年、ドイツのディディモス社が世界で初めてベビーラップを開発しました。
現在では世界中でたくさんのベビーラップメーカーがあります。
布で子どもを身にまとうように、高い位置でぴたりと密着してだっこできることが特徴です。高い位置で密着することにより子どもの重さを感じにくく、一般的な抱っこ紐に比べ抱く人への負担が軽減されます。
ベビーラップの種類 織物性とストレッチ性
ベビーラップには2つの種類があります。
「織物性ベビーラップ」と、「ストレッチ性ベビーラップ」です。
「伸びない布」と、「伸びる布」の違いですね。
それぞれ長所短所があります。
同じベビーラップの呼び名ですが使い勝手は全然違うので
混同しないように注意してください。
私が大好きでいつも使っているベビーラップは
「伸びない布」の「織物性ベビーラップ」です。
このブロブ内で「ベビーラップ」という場合
すべて「織物性ベビーラップ」のことです。
ベビーラップの構造と各部位の名称
ベビーラップの各部位には名前がついています。
ここは、面倒な方は飛ばしても大丈夫です。
巻き方の動画や、説明のウェブサイトでは当然のようにこの呼び名が出てくるので
知っておいたほうが便利ではあります。
トップレール:ベビーラップを広げて持った時に、長い辺の上側の部分
ボトムレール:ベビーラップを広げて持った時に、長い辺の下側の部分
テール:ベビーラップの左右の端、結んだ後にヒラヒラと余る布の部分
ミドルマーカー:ベビーラップの長さの中央をしめすタグ
ベビーラップのサイズ
ベビーラップのサイズとは
ベビーラップにはサイズがあります。
サイズの違いは、布の「長さ」の違いです。
メーカーにより多少の差はありますが
だいたい以下のサイズです。
サイズ1:約220cm
サイズ2:約270cm
サイズ3:約320cm
サイズ4:約370cm
サイズ5:約420cm
サイズ6:約470cm
サイズ7:約520cm
サイズが1つ上がるごとに、布の長さは約50cm長くなります。
ベースサイズとは
「1枚目はベースサイズを選びましょう」
とよく言われますが、そもそもベースサイズって??
ベースサイズとは、ベビーラップの基本の巻き方
「フロントラップクロスキャリー」が
長すぎず短すぎず、ちょうどよく巻けるサイズのこと。
「ちょうど良い」というのは
私の経験上、布を巻いて結んだとき、
テールが20cmくらい余るサイズ、と感じます。
欧米の方の動画を見ているとベースサイズ6の方が結構いますが
日本で講習会をしていると、ベースサイズ5の方が多いです。
ベビーラップのレンタルサービスをしているところもあるので
試着してからの購入がオススメです。
ショートラップとは
「ベビーラップの扱いに慣れたらショートラップがおすすめ」
「夏に快適なショートラップ」
ベビーラップの世界に足を踏み入れると
ショートラップが魅力的にみえてきます。
一般的にショートラップとは
「サイズ3以下」のことを指しています。
ショートラップは初心者向けではありません。
中級以降の大きなお楽しみです。
まとめ
一口にベビーラップといっても
伸びたり伸びなかったり、サイズがいろいろあったりするんだな
ということがお分かりいただけたでしょうか。
ベビーラップの利点欠点や使い心地などは、また別の記事にまとめていきます。
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