洗濯機のない暮らし

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今日は曇りで午後から雨が降るという予報だったけれど、今はピッカピカに晴れていて、晴天が大好きな私は上機嫌。

朝のうちに助産院で洗濯をして、室内に干し、午後の来客までには乾きそう。

洗いたての洗濯物が風に揺れている様子を眺めていると、なんともしあわせな気持ちになります。こんなことでしあわせ感じられるなんて、ずいぶんと安上がり。

ひらひらと風に揺れるタオルたち。

助産院には洗濯機がありません。

なので洗濯は、すべて手洗い。

つかったタオルなどをバケツに入れて、石鹸つけてゴシゴシこする。
手洗いすると汚れの落ち具合がひとめでわかり、「キレイになった!」という達成感を味わうことができます。

満足するまでキレイに洗ったら、あとは脱水。

コンパクトな脱水機を3分ほど回すと、通常の洗濯機の脱水よりも強力に水分を抜かれた洗濯物が出てきます。

これをパタパタと何度も振りまわし、ふんわりしたところで物干しロープに引っ掛けます。

窓を全開にして、干された洗濯物めがけて扇風機の風を当てると、洗濯物がゆらゆらと揺れて、その様子を見ていると心まで洗われるよう。

助産院を始めるとき洗濯機は必須かと思ったものの、もし助産院やめることになったとき洗濯機はどうする?捨てる?捨てないとしたら、どうやって運ぶ?などなど悩みに悩んで、結局自分には扱えないと判断し、購入を諦めて本当によかったです。

その代わりに購入したコンパクトな脱水機は運ぶのもラクラクで、性能もよく、もし助産院をやめたとしても自宅に持ち帰って使うことができそうです。

「絶対必要」と思っている物でも、意外となくても平気です。

ちょっと手間はかかるけど、「なくてもできた!」という達成感と身軽さを味わえる今の生活に大満足しています。

沐浴にも使えるちょうどいいサイズの洗い桶。底にフタがついていてお湯を流しやすく、お洗濯にも便利。見た目もかわいい。

あまり汚れていないものはこれでジャブジャブ洗う。

頑固な汚れは石鹸でゴシゴシ!頼りになる牛乳石鹸。

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