こんにちは。助産師のキタガワです。

「施設あり・分娩なし」の助産院を2021年に開業。
現在5年目の私がSquare(スクエア)について解説します!
助産師が開業するときに必ず直面するのが「決済をどうするか」という問題です。
私も開業時に悩み、いくつかサービスを比較した結果、Square(スクエア)を導入しました。
本記事では、助産師開業における決済の悩み、Squareを選んだ理由、導入して感じたメリット・デメリットを体験談としてまとめます。

助産師が開業して直面する決済の悩み
私自身、出張専門開業のときは「現金払いのみ」でやっていました。
当時はお客さんがほとんど来なかったので、とくにカードが使えなくて困ることもなく、月日は流れていきました。
施設を構える段階で、はじめてクレジットカード決済と真剣に向き合うことに。なぜなら、お客さまに「ここはちゃんとしたお店だ」と思ってもらうことが経営を軌道に乗せるために重要、かつ、必要不可欠だと思ったから。
ホームページがない、連絡先が個人携帯だけ、問い合わせ先はフリーメールアドレス、支払いにカードが使えない、などは、いかにもお金をかけていない、整備されていない、節約しているお店で、安心感を与えられないのではないかと思いました(あくまで個人の感想)。
「支払いも含めて、信頼できる環境を整えたい」
それが、私にとって決済システム導入の最大の動機でした。
助産師がSquare(スクエア)を選んだ5つの理由
いくつかの決済サービスを比較しましたが、私がSquareを選んだ理由は主に5つです。
レシートや領収書を出せる
助産院での助産行為は、医療費控除の対象です。そのため、お客様に領収書をお渡しする必要があります。
毎回手書きの領収書を発行してもいいのですが、手間なので、レシートを出せる端末が欲しいと思いました。
Squareにはいくつかの端末がありますが、「スクエアターミナル」を購入すると、院内での支払い時に領収書が印刷できます。私はどうしもて領収書を印刷したかったので、この端末を購入。
レシート用紙と合わせて、私が購入した当時は5万円弱でしたが、今は39,980円になっています。
端末がおしゃれ
せっかくお部屋を借りて自分の助産院を開くのだから、気に入った空間にしたいという思いを強くもっていました。Squareはどの端末もシンプルでスタイリッシュで、見える場所に置いても違和感がありません。
会員登録無料、固定費なし
Squareの利用には会員登録が必要ですが、登録は無料。そして、月々の会費などその他の費用もかかりません。
私はどうしても対面で領収書を印刷したかったので端末を購入しましたが、オンライン上での支払いだけなら、端末も必要ありません。
よって、導入のハードルが低いです。
決済手数料が安い
他社と比べても手数料はリーズナブルで、支払い金額の3.25%〜3.7%。
さらにうれしいことに、少し前から、対面のクレジットカード決済手数料が2.5%に下がりました。
利用者が増えているから?今後利用者を増やしたいから?
意図はわかりませんが、手数料は地味に痛いので、低く抑えられると大変助かります。
振込が早い
振込先がみずほ銀行と三井住友銀行の場合は翌営業日。地方銀行や信用金庫、ゆうちょ銀行など、その他の金融機関の場合は毎週金曜日に売上金が入金されます。
振込手数料もSquare側が負担。
毎回の決済手数料以外は引かれるものがなく、毎週入金があるので、資金繰りに困りません。

Square導入後に感じたメリット
最初は「クレジットカード決済ができたらいいな」としか思っていませんでしたが、実際に使い始めて、本当にSquareにしてよかったと思うことがたくさんありました。
請求書発行でオンライン相談にも対応
助産院で複数のメニューを展開していく中で、オンライン相談など直接お客さまと合わない場面でも、Squareは大活躍。
「スクエア請求書」は、メールかSMSでクレジットカード決済用の請求書を簡単に送ることができます。
パソコンのブラウザからはもちろん、スマホアプリを使えば、さらに簡単に操作可能。事前決済が必要な予約が入ったら、いつでもどこでも数分で請求書を送ることができます。
このサービスは、本当に重宝しています。
決済がオンライン上で完結するため、遠方のお客さまや訪問サービスにも対応しやすくなりました。
訪問でもカード払いが可能に
来院相談はスクエアターミナルで決済していましたが、持ち運びに不便なため、訪問相談はしばらく現金のみにしていました。
そんな中、2024年5月16日から、なんとiPhoneでタッチ決済ができるように!
iPhoneでアプリを起動し、タッチ機能付きクレジットカードや、Apple Payなどその他のデジタルウォレットをかざしてもらうだけで、安全に支払いが完了します。
スクエア導入前は、お会計の段階で「現金払いだけですかっ…汗」と焦る方が一定数いましたが、この機能のおかげで安心してご利用いただいています。さらに、iPhoneにピッとカードをかざすだけで決済が完了する様子に、みなさん必ず「すごっ…」と反応してくれます。
テクノロジー、すごいです。
サポートが丁寧
大体のことは、検索すると答えが用意されています。
また、わからないことはメールで問い合わせると、2日以内に回答が返ってきます。
私も今まで機械のトラブルなどで数回問い合わせをしましたが、毎回丁寧な対応で、一度も不快な思いをしたことはありません。
ネットショップや契約書送付など、機能が拡張可能
Squareには、お会計以外にも、ネットショップ開設や契約書の送信など、さまざまな機能があります。もちろん、どれも無料で始められます。
私が「レジ機能」以外で頻繁に使っているのは「請求書」だけですが、将来的にはネットショップも開設してみたいなと考えています。できることが多いので、サービスを上手に活用すれば、ビジネスの幅が広がりますね。
さまざまな支払い方法に対応
Squareは専用端末を使えば、クレジットカードはもちろん、電子マネーやQRコード決済にも対応できます。
私のところではPayPayやQUICPayを使う方も多く、お客さまのニーズに合わせて支払い方法を選んでいただけるのは、いいことだなと思っています(自己満足)。
Square(スクエア)のデメリット|助産師視点で本音レビュー
決済手数料がかかる
考えられる唯一のデメリットは手数料。
手数料が他社に比べて高くないとはいえ、現金取引と比べると、やはり出費です。
当院の授乳相談は1回8,000円。これを対面カード決済すると手数料200円、交通系やその他の決済だと260円です。
でも、現金オンリーの頃に比べてお客さまの利便性が圧倒的に増したので、むしろプラス面が大きいと感じています。
まとめ|開業助産師がSquare導入を強くお勧めする理由
開業して仕事をしていくなら、Squareは本当に便利です。
- 訪問でのカード払い
- オンライン相談の決済・請求書発行
- ネットショップでグッズや講座を販売
私はSquareを導入してから、“支払い”をめぐる小さな不安や手間が消え、助産師の仕事に集中できるようになりました。個人事業主に便利な機能がどんどん増えていて、維持費もかからないので、これから開業を考えている助産師さんには特におすすめです。
端末は、必要性を十分に吟味してからの購入でもいいと思いますが、無料で始められる会員登録は、やっておいて損はありません。
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