ディディモスの商品を選ぶとき、情報が少なくて困っている人はたくさんいるのではないでしょうか。
そんな方達に向けて、ディディタイ「リスカ ミノス」の使いごこちをご説明します。
いままでに触ったディディモス商品は100種類以上!
ディディモスベビーラップアドバイザー1期生の私が解説します。
基本情報
商品名:ディディタイ リスカ ミノス
素材:オーガニックコットン100%
重量:190g/㎡
レールの色分け:なし
織り方:リスカ
カラー:Anthracite, Turquoise, Cyclamen
対象月齢:新生児〜20kg
バックルを使わないおしゃれな布製だっこ紐
ディディタイとは、腰ひも、肩ひも、背当て部分がすべてベビーラップの布で作られている、布製のだっこ紐。
一般的な抱っこ紐は、腰部分や背中部分にバックルがついていて、それをパチンパチンと留めて使います。また、腰ひもや肩ひもには綿が入っていたりしっかり形成されていてかたく、体に馴染むというよりがはゴツゴツと乗っかっているような「つけている感」があります。
ディディタイはすべてが布なので、ベビーラップと同じような、まるで洋服を着ているような自然な着用感。
どこかが部分的に圧迫されることがないので、身体がとても楽。自宅でのリラックスタイムにも気軽につけることができます。
装着が簡単
ディディタイの最大の魅力は、装着の簡単さ。
ベビーラップやスリングの付け心地の良さは誰もが知るところですが、1人ではうまく装着できない、難しくてできなかったという話もよく聞きます。なぜ難しいかというと、赤ちゃんを安全に抱えながら、布をきれいに巻くにはコツが必要だからです。布を巻き付ける途中に赤ちゃんが泣いて落下しそうになったり、おっかなびっくり赤ちゃんを支えながら巻くせいで布をしっかり引き締められずにゆるんでしまったりして、最初はうまくいかないこともしばしば。
しかしディディタイは、腰ひも、肩ひもがあるため、まず腰ひもをしっかり固定すれば、赤ちゃんが多少泣いても動いても、比較的安全に抱っこを完成させることができます。
体への負担が少ない
腰ひも、肩ひも、背当てがすべて布でゴツゴツ感がいっさいないので、体への当たりが柔らかく、つけていて気持ちがいいです。
肩ひもは幅があり、肩から背中にかけて広がっていて、肩や腰の一部分に子どもの重さがグッと食い込むことがありません。
肩も腰も楽〜
おんぶも簡単
首がすわったらおんぶがおすすめです。
一般的な抱っこひもでおんぶをすると位置が低くなりがちで、子どもは親の背中を見るか、反り返って周囲を見るかしかできません。ベビーラップのおんぶは子どもが高い位置にくるため、親の肩越しに、親と同じものを見ることができます。これは子どもの発達にとてもプラスです。でも、ベビーラップのおんぶは、抱っこよりもさらにコツが必要。
そんなときもディディタイは大活躍。バックル式抱っこ紐と同じくらい簡単におんぶができるうえ、ベビーラップのおんぶと同じように高さを保つことができます。
私の講習会に参加する人にも、抱っこはベビーラップ、おんぶはディディタイと使い分けをしている人が多くいます。
写真は新生児人形なので位置が低く見えますが、首がすわる頃の赤ちゃんならもっと顔が上にきます。ピッタリ密着した高い位置の安定おんぶ。お尻の丸みがかわいいです。おんぶでも、M字開脚を基本とした子どもの理想的な姿勢を保てます。
たたむとコンパクト
すべて布でできているディディタイは、たたむと意外とコンパクト。サイズ5のベビーラップと同じくらいのサイズ感です。
抱っこ紐ってパーツが多いし、硬さもあって小さくまとまらず結構かさばります。その点ディディタイは、まとまりやすいから持ち運びにも便利です。
布によってわずかに変わる抱き心地
ディディタイはベビーラップと同じ布で作られています。なので、どの布を使って作っているかで、若干ですが抱き心地が変わります。
このリスカシリーズは薄手でふんわり柔らかく、引き締めやすく、体に優しくなじみます。本当にストレスフリー。
もっとサポート力が欲しければ重量重めの布や、麻がブレンドされた布を選ぶと◎。でもどれも装着簡単だから、思い切って見た目だけで選んでも大丈夫だと思います。
レビューのためにあらためてディディタイを長時間着用しましたが、大好きなベビーラップの付け心地と遜色なくて感動しています。
↓いろいろな種類のディディタイがあります!
ソラチ助産院で毎月ディディモス体験会を開催中。ベビーラップ、スリング、ディディタイ、ディディクリック試着できます。↓
コメント